北海道に行ったことがない。 遠くに感じる。 北海道出身の人は、何人も知っているが、なんだか本当にあるのかな、と思うときがある。 九州には住んでいたことがある。 四国は行ったことがある。 沖縄も、佐渡島さえも行った。 そのせいか、「サッポロビール」が札幌にある、ということを実感していなかった。(本社は恵比寿ガーデンプレイスにある筈だが) これは友人が北海道旅行をして、その土産に頂いたもの。
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最近は「悩ましい」という言葉の意味が違っているようだ。 言葉は変遷を重ねる。 意味や使われ方が変わっても、時間が経てば、そのまま受け入れられてゆく場合もある。
その言葉、以前は「特定の状況で悩む」ものだったが、現在では、なんであれ「悩んでしまう」ときに使って良いようだ。 「悩むなぁ」と言わずに「悩ましい」と言うらしい。 だが、ちょっと違和感がある。
野菜をもらった。 友人が自分の菜園で育てたというが、この大根も「悩ませてくれる」。
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隣の家、庭が畑になっている。 といっても住人が管理しているのではなく、彼の友人が畑遊びをしている、そんな様子だ。 ときどき収穫したものを分けてくださるのだが、今回はこんなものを頂いた。 地上の葉っぱを見ているときは「里芋」だろうと思っていたが、これは「八つ頭」なのだそうだ。 ご覧の通り、見た目は、かなりスゴい。
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キャベツロールは、日本ではロールキャベツと呼ばれる。
cabbage roll なら巻くものの素材、つまり外から考えているが、stuffed cabbage というなら詰められたもの、つまり中から考えている、ということだろうか。
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我が家では年に、少なくとも二度は「巻き寿司の日」がある。
続きを読む "助六の豆まき" »
さすがに、赤穂浪士の討ち入りの季節だ、お江戸にも雪が降る。 こうして何百年も暦は繰り返す。 思わず、気候変動の危機を忘れそうになる。 関東ではこの雪は春の先駆け、乾燥した馬鹿みたいな晴れもここまで、雲さえ出れば、厳しい放射冷却から救われる。
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たまには本で調べよう。
パウンドケーキなどの飾りの話を続けさせて頂く。
きのうのコメントで出た聞き慣れない言葉「当帰/とうき」。 頭から離れなかったが、ベッドの中で思いがけない言葉が、ふっと浮かんだ。 30年くらい前だろうか、友人が「漢方薬」の販促の仕事をしていた。 「トウキ・・・なんとか散」、薬の名前なのだ。 この「トウキ」、これかもしれない、そう思いながら寝てしまった。 普通は、朝起きたときには忘れているのだが、今回は覚えていた。
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積もった雪を掻き分けるようにして顔を出してくる、そんな印象がある。 寒い地方で、そんな姿を見かけるとき、逆に、雪の方がそのツボミを避けて降ったのかと思わせる。 そこだけ雪がないのだ。
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去年の終わりに「ムクドリ」の話をした。 我が家では、あまり人気がない鳥だ。
それに比べると「ヒヨドリ」は好まれる。 それは、ひとつには鳴き声による。 なんだか「い〜よ、い〜よ」と聞こえるからだ。 気分が沈んだときには嬉しい。 もうひとつは飛び方がスイ〜っ、スイ〜っとしている。 飛行機なら重心の位置を調整しなくてはならないけれど、見ていておもしろい。
ところが、「い〜よ鳥」が、いけないよ、の話。
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元日に紹介したように、年が改まる夜から大根を干した。
輪切りにされた大根は、庭の物干棚の上で除夜の鐘を聞き、年を越したことになる。
元日の朝は予報通り気温が下がって、ガチガチに凍った。 今年になっても朝は氷点下。
こうして「年越し大根」が出来上がっていった。 凍み大根、第2弾である。
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