Cat-Mew Machine, 1963
This mechanical cat can meow ten times a minute and the eyes light up
each time. The device for scaring rats and mice is from Japan and is
powered by a two-watt motor. このネズミ除けロボット、日本製だって?
古い曲ばかりを紹介しているのに気がついた。
しかし、未来の音楽を紹介するのは、相当難しい。
日常生活に於いて、厳密過ぎることを言ってはいけない。
未来という空気を吸い込んで、現在という胸に留まり、吐き出した空気は過去。
人間には過去がある。 「猫には未来がない」としても過去の記憶はある。
学習して保持して再現する。
人間が勝手に付けた「自分の名前」の概念はあるのかどうか分からないが、
その音色は良いことに繋がるのを分かっているようだ。
名前を呼ぶと、「ご飯だよ~」と聞こえているのだろうか。
アミはあまり鳴かない。 甘えてくることも、殆ど無い。 殆ど遊ばない。
不満げに声を出すときはある。 何を要求しているか分からないことが多い。
ところが、声は出さないが、ふたつだけ、明確に態度で示すものがある。
座る場所と、自分の向く方向によって、それを知らせる。
先ず、この写真にある方向では「ご飯食べたい」。そして食べる。
こちらの向きでは、「外へ出たい」となる。
現在のところ、ドアの開閉は人が行う。 猫用の出入り口が作ってあるが、
現在は閉鎖中なのだ。 理由はいろいろで、それを我が家の人間ふたりが、
納得していないということになる。
困るのは、座ったまま声を出さないことが多いので、こちらが気づかないこと。
出たいのだったら「声掛けてよ」とアミに言う。
もっと困るのは、外に出てドアの猫窓から中を見ていても、鳴いて教えないこと。
「入りたいから、早くドアを開けて」と念じても、人には分からないよ。
たまには外から教えるが、多くの場合、その声が小さくて困る。
「もっと大きな声出してよ」と、毎回のように頼むのだが。
この神経質で人嫌いの性格からは、意外なのだが、ブラッシングは大好き。
手で撫で撫でされるのも好き。 おなかに触っても平気。
でも、抱っこは嫌い。 あまり我慢できないのだ。
「もう、イヤ」と言わずに急に暴れる。 人は鋭い爪で引っ掻かれてしまう。
不安定な「愛」と「意思の疎通」がここにある。
Musik Cat Power - Love & Communication
キャット・パウアーは本名をショーン・マーシャルという。
そして彼女について語られるときに、いつも言われる「猫嫌いの愛犬家」だと。
本当なのだろうか。