1956年、日本は南極へ初めての観測隊を送った。 よく覚えている。
観測船「宗谷」の絵を何度も描いた記憶がある。 実物を見たわけではないのに。
今思えば、小さな船だった。 あまりに小さな船だった。
この現存する帝国海軍艦艇は「船の科学館」で展示公開されている。
そして必要なら、いつでもその舫を解くことの出来る現役の船舶でもある。
それから「ふじ」、初代「しらせ」、2代目「しらせ」が南へ向かう。
南極の「昭和基地」から南へ1,000km、一段と寒さの厳しい中に「ドームふじ基地」がある。 氷床深層掘削を実行中であり、100万年前からの気候変動を調査中。
その基地へ越冬隊の調理担当として赴任した海保出身者が、エッセーを書いた。
それを原作とした映画「南極料理人」を、テレビで2度も見た。
偶然のことだけれど、それなりに面白かったので、また見てしまった。
観測隊を派遣し統括指揮する本部は・・・「国立極地研究所」。
夜、クルマでお出掛け。 約束の時間に余裕があったので、ちょっと寄り道。
これが夜の「極地研」。