今朝は、雨の音で目が覚めた。 と言っても降水量は5mmくらい。
その後晴れて、今は曇り。 家の中の温度計もぎりぎり30℃を超えていない。
午前と午後、言うまでもなく「午」の前か後ろか、という言葉。
「午」は「ウマ」、動物のウマ。 時刻名としては「午の刻」。
だから、午の刻より前か、後か、という言い方。
ラテン語系の言葉でも、同様に言う。
午前を ante meridiem、午後を post meridiem。 a.m. や p.m. と略して使う。
(基準点をひとつにして、12時間法を用いることには無理があり、問題が出て来る)
「午」は「牛」によく似た字だけれど、角のあるのが「牛/ウシ」。
逆に角の無いのが「午/ウマ」である。
実際の牛や馬を見てその字を考えたのだろうか。
1枚目、2枚目は、まだ咲く前のツボミ。 資料的には貴重かもしれない。
3枚目は午前中のハゼラン。
午後3時以降のハゼランは、小さくてピンクの可愛い花を咲かせる。
そして、最後、夜にはまた萎んで、明日の午後を待つ。
ハゼランの一日は、午後に起きて、日が沈むと寝てしまうようにも見える。
でも、弱々しいという感じでもなく、真夏の太陽にジリジリと焼かれても耐えている。 昼間に花を開くことの危険を感じているのだろうか。 それなら身を屈めて危険をやり過ごす賢い花と言えるかもしれない。