牡蛎はオイスターである、でも、柿はカキである。 その言葉で流通する。
では、パーシモンは? パーシモンの語源が干した果物なら、柿は、やはり渋柿が本来の姿という意味だろうか。 その言葉は木材の名として流通している。
去年、「日本最初の甘柿」を発見した(笑) 毎日、柿のことを考えていたからだろう、導かれるように、日本最初の甘柿に辿り着いた。 メッカ巡礼である。 このように食物を敬う気持ちがあれば、美味いものにありつける。
今年の渋柿が用意された。
それを我が家に託した人のセンスだろうか、その数は「108個」。
野球の硬式球の縫い目の数ではなく、つまり「煩悩」の数ということなのだろうか。 それが偶然なのか、意図されたものか分からない。
意図があるとしたら、何を? なにか伝えたいことがあるのだろうか。
干し柿のためには実に枝が付いていると良い、何と呼ぶのか分からないので「Tバー」と言う。 ここに紐を掛けて、吊るす。 これを付けたまま収穫するのは、手間の掛かる作業だと思う。
その苦労に報いることが出来るか、今年の干し柿作りの準備は進む。
ご参考「日本最初の甘柿」
まだ気温が高過ぎるようだ。 そして、干し始めれば天気が気になる
天気のことは、ヘブライ語で神を褒め讃え、そして尋ねるしかない。