寒くなってきたのに、朝顔が毎日一輪ずつ咲く。 とても小さく儚げ。
夏に「朝顔市」で有名な、入谷の真源寺には「鬼子母神」が祀られている。
鬼子母神は子供を捕まえて食べてしまうそうだ。 お釈迦様はそれをやめさせ、
替わりに石榴(ザクロ)の実を与えたという。
こんな話が、ザクロの味に誤解を与えるのだろうか。
実を割ると、本末転倒だが石榴石がギッシリ詰まっているように見える。
これは、子宝の神を思わせる。
知り合いから貰ったので、久しぶりに食べてみた。 甘酸っぱくて美味しい。
しかし、食べる手間は想像以上。 食べているときは、みんなが静かになる。
その意味ではカニを思い出させて、ちょっと笑ってしまった。
ピントが心配になってもう一枚。
伝説を連想させるよ、心がざわめくような写りとなった。
ちょっと怖さを感じる。 さすがに、恐れ入谷の鬼子母神。
柿はKAKIである。 世界で通じる言葉だ。 ジャパニーズ・パーシモン。
今年初めての体験した「禅寺丸」、とうとう季節が終わったようだ。
名前は分からないが、一緒に売っていた柿も手に入れた。
「柿生詣で」も来年までお休みとなる。
大きさの差は、こんなもの。 比較のためにスパークリングワインのコルク。
皮を剥いたところ。 右が禅寺丸、胡麻が出てくれば甘くなっている。
偶然だが、きのうの「干し大根の菊花造り」と同じ皿。
Musik
晩秋の日暮れにジョビンの歌を Looks Like December