こどもの頃、
JNR(日本国有鉄道)鹿児島本線の起点である「門司港駅」の
隣に住んでいた。(現在、駅舎は重要文化財に指定されている)
おかげで、国鉄の汽車に乗ることは珍しいことではなかった。
汽車に乗れば、車内販売がやってくる。「日食」のお出ましだ。
当時は、お茶がセラミック製の急須で売られていた。あれは良い。
半世紀前のことだから、弁当はあまり期待できない。
サンドウィッチが記憶にある。 チーズサンド。
チーズだけが挟んであったような気がする。紙の箱の中に並べられていた。
日食とは「日本食堂」の略称。 食堂車も運営していたと思う。
国鉄分割民営化に伴い、日本食堂も地域別に分かれていったようだ。
「JNR」は「JR」になった。
日食は「株式会社日本レストランエンタプライズ」、略称「NRE」と
変わっていった。
最近のコメント