お天道様は大事なものだけれど、一月一日の朝は特に注目される。
太陽は東から昇ってくる、という条件で考えてみると、
日本で一番最初に「初日の出」が見られるのはどこだろう。
最初に、日本とは何を指すのか、そこから話は始まる。
日本の領土ということなら、東京都の島が、日本の最東端。
遥か南東にある小さな三角形の島。
小笠原村の「南鳥島」、でも、人は住んでいないと思うし、上陸も出来ない。
しかも、この島は太平洋プレートに乗っていて、震災後はその速度を増して日本に近づいている。
人が住んでいるところなら、小笠原の「母島」だろう。
島を除くと、最東端の北海道「納沙布岬」が思い浮かぶ。
ところが東にあれば良いというものでもない、というのが面白いところ。
実際には意外なことに千葉県の「犬吠埼」が有名。
でも、もっと早く初日の出が見られるところがある。
不二の山、富士山山頂から、一番早い日本の初日の出が見られるそうだ。
高度が位置を覆した。
ここなら、頑張れば登れるところではないだろうか。
ニュースなどで見る元旦の富士山頂の人々。
彼等が日本で最初に新年のお天道様を拝む人たちなんだってさ。
相変わらず、最近はこんな氷。