きのうは涼しかった。 20℃くらい。
冬じゃない寒い日に、温かい「うどん」や「蕎麦」が食べたいと思うことがある。
東京でも大阪でも、「うどん」や「蕎麦」を食べた。
あまり具材の乗ったものは好みじゃない。 例外は天麩羅くらい。 鴨は先に肴として注文する。
基本的に「かけ」が好き。
よく言われる話で、聞き飽きたという方もいらっしゃるだろうけれど。
東京には、「きつね」と「たぬき」がある。 それぞれ、「うどん」と「蕎麦」に存在する。
きつねには油揚げ、たぬきには天かすが乗っている。
大阪では、「きつね」と言えば「うどん」であり、「たぬき」と言えば蕎麦のこと。
どちらも、油揚げが乗っている。 天かすはゴミなので食べないんだそうだ。
話はややこしい。 京都ではまた違う。
餡掛けの「きつね」を「たぬき」と呼ぶらしい。
以上の話は、よく言われたことではあるものの、さて、現在ではどうなっているのだろう。
讃岐のうどんが進出し、なにが常識なのか。 新しい共通概念は知らない。
写真は、関東の呼び方の「きつね蕎麦」ではない。
おきつね様はじっくりと煮てこそ、なのである。
これは「栃尾」の厚い「おあげさん」が乗っている温かい蕎麦。