蛍光灯はFluorescent lamp、ちょっと読み方は色々あるので、 書きたくないところ。
ただ、それ以前からあった「蛍石」は、通称「フローライト」だろう。 1枚目の写真。
この石は過熱すると光るという。 そして、レンズ好きには気になる石でもある。
ホタル石と、蛍光灯は直接は関係ないけれど、名前が近いということは、共通したイメージを感じるのかもしれない。 想像だけれど、それ以前の照明はとても温度が高かった。 それに比べれば蛍光灯は「冷たい光」だと思われていた。
蛍の光も熱を感じない「冷光」。 そのことと、色の感じから、連想したのではないだろうか。
蛍光灯は水銀蒸気の中で放電させることで光る。 水銀は評判がよろしくない。 RoHS指令(ローズ指令)の対象となっている。 水銀はヘヴィー・メタル。
蛍光灯はこれから増えてゆくものではない。 「サヨナラ蛍光灯」なのだろうか。
退場を迫られているけれど、替わるべきものの成長が遅い。
「蛍光灯」に「蛍の光」を聞かせるのは早過ぎないだろうか。
蛍は、多くの日本人には「夏」を感じさせる。 でも、西表島には、冬に発光する蛍がいるという。