東方に輝く星は、3人のマギを救世主誕生の地へ導く。
このマギは賢者とか博士とか占星術師とか王などと訳される。
そして3人は、あの「馬小屋」へと辿り着くのだった。
誕生した救世主に、黄金と乳香と没薬を贈り物として捧げた・・・。
さて、
我が国に「マギー司郎」、「マギー審司」という手品師がいる。
師匠の司郎には、縦縞のハンカチを一瞬にして横縞に変えるという摩訶不思議なマジックがある。
その弟子にマギー審司という名を与えた。
翻って、3人のマギ、
つまり「magi」、これは簡単に推測できる、「magic」におおいに関わりがあると。
想像だけれど、マギー司郎という名は、非常に深遠な意味を持つものかもしれない。
だとすると、彼はかなりのセンスの持ち主だと思う。
なんたって、一瞬で縦縞を横縞に変えちゃうくらいなんだから。
いつかご本人に訊ねてみたいものだ。 でも、彼の人柄から察するに、声高には言わないだろう。
そんなときは、弟子のマギー審司から、大きな耳を借りなければならない。
・・・夜空には「ふたご座流星群」。