アルミ仮面対、鉄仮面?
このアルミの道具は、エアツールで、高速で回転するドリルみたいなもの。
エアツールはコンプレッサさえあれば、とても便利な道具となる。
空気を圧縮して高い気圧で仕事をさせる。 この場合はそれを回転運動に変えている。
これが、どこから見てもどう見ても、顔顔顔。 縦から見ても横から見ても。
アルミ製なのは軽くしたいからかもしれないけれど、かなりの重量で使い難い。
方や、鉄の顔。 鉄仮面みたい。
リフトと言うべきか、仕事としては重たいものを吊り上げるときに使う道具の一部。
クレーンとは違うけれど似たような用途の機械。
吊り上げるフックに付いている錘りが、異星人の顔みたいだと思えた。
最初、怖い顔に見えたけれど、縦位置の写真は、青年剣士のようにも見え始めた(笑)
なんだか意志を感じる表情。
鉄の歴史は古い。 古過ぎてよく分からない。 軽く5,000年以上と聞く。
最初は陰鉄(隕石に含まれる鉄分)を利用したのだろうか。
堅くて、武器としては高性能。 農耕機具にも重要。
対して、鉄より遥かに軽いアルミニウムは200年ほどの歴史。
最初は希少性から貴金属と同等の扱いを受けた。
ナポレオン3世のアルミ好きは有名で、当時は金よりも希少で高価だったのだろう。
彼は賓客にはアルミの食器を使わせ、一般の客には金や銀の食器で済ませたという。