土用といえば「土用干し」。
この時期は、本当は晴れが続くのだけれど、今年は様子が違う。
当地は7月の初めに梅雨が明け、その後、猛暑に襲われた。 土用の今はと言えば、高気圧の勢力が衰え、天気予報では梅雨のような天気になるとか。
そんなこと言われても困る、土用と言えば、土用干し。
「梅干し」の定義として、梅を塩漬けにして天日に干したもの、それ以外に無い。
漬けた梅を干さないと食べられない、というわけではないけれど、それは「梅の塩漬け」。
梅干しはそれを干したもの。 では、干すことの意味は?
これには適切な答えを聞いたことがない。 今までの経験から言えるのは、熟成感が出る、塩の角が取れるようでもあるし、酸味もまろやかになる。
表面が乾くのも良い感じがする。
しかし、殺菌のために干すという話には疑問がある。 殺菌の必要があるだろうか。
ともかくも、その名が表しているのだ、「梅干し」と。 そして、土用に干せと。
今年は塩分12パーセントで挑戦。 梅の実は家人の実家の庭で出来たもの。
今年はこれだけしか無い、それだけに貴重な梅干し様。
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赤梅酢、シソは干さずに置いてある