ススキの新芽
早春の piccolo giardino の様子。
久々の連休、暖かい。
こちらでは柔らかな光を感じるのに、北国では猛吹雪に注意と言う。 春の光は日本中には届いていない。
まだ蕾も見えないけれど、これはスイセン。
学名のナルキッソスは、ご存知のようにギリシャ神話に登場する美少年の名。
水面に映った自らの姿に恋いをする、自らに焦がれてもその恋いは実らない。
水辺にうつむき加減に咲くスイセンの花は、まさにその風情なのだろう。
暦は科学である、でも、宗教とも縁が深い。
詳しいことは知らないけれど、今年の「灰の水曜日」は2月の13日で、「復活祭」は3月の31日なんだとか。 で、2月13日から3月30日までを「四旬節」と呼ぶらしい。
春の先駆け、早春、そして春本番へと移行する時期。
この期間に立派に咲いてくれる花を「四旬節のローズ」と名付けた。
「レント」(四旬節の意味)に咲く花。
つまり、レントのローズ、「レンテンローズ」。
世の中というのはマチガイで溢れている。