フェンスの手直しを大工さんに頼んだ。 大工さんといっても、彼が生まれる前から知っているので、妙な気分になる。 友人の息子さんが大工になった。
北側のフェンスは倒れかかっていた。 経年変化もあるし、台風などで痛めつけられることもある。 斜めに支えを当てていたけれど、そうすると草刈りの邪魔になる。
修理は、腐った元の杭を抜いてそこに新しい杭を打ち込む方法に決まった。
金網は随分古くて、全体に錆びている。 この風合いが勿体ないので、それを利用することになった。 それらを取り外して、その位置で再び使う。
東側のフィエンスはかろうじて立っているので、杭のところに補強の杭を打ち足して、番線で縛ることになった。
正面になる南側は、門柱の意味も込めて大きな補強の杭を打ってもらった。
打ち込むときに杭の頭をカケヤで叩く、そうすると木口が壊れてゆく。 大工さんは、そこをキャップストーンのように鋸で切ってくれた。
写真は、その作業の木屑。 枕木のように、傷を入れて防腐剤を滲み込ませてある。
オリーブの葉によく似合うと思う。
まぁ、これで何年かは使えるだろう。 北のフェンスが自立してくれたので、家の周囲をグルっと廻りやすくなった。 今まではアミは一周していたけれど、これからは人も周回できる。 今は珍しいので、人もグルグル回る。
マダガスカルジャスミンを金網に這わせ、バラの仲間も移植してみた。
ガーデニングが趣味みたいに見られると困る、そんな気はサラサラ無いのだから。
北側フェンス、こんなになった。
北東の角。
北西の角。
わざとボロに作るのは職人さんには大変だったと思う。
「崩し」を入れて家に合わせたつもり。 若い大工さん、色々とアリガトウ。