「釣瓶落とし」とは関西に棲む妖怪である。 木の上から落ちてきて人を喰う。
釣瓶下ろし、とも呼ばれる。
井戸の水を汲む桶(バケツでも良い)も「釣瓶」という。 その釣瓶を縄に付け、滑車で上下させる。 それが一気に井戸の水面まで落ちるように降りるので、その妖怪の名になったのだろうか。
秋は日の暮れるのがとても早く感じられる。 その早さは、太陽が一気に沈むように感じられることから「釣瓶落とし」と形容される。
まことに、秋の日暮れは早い。 その代わりに春の日は一気に延びる。
寒くなると、春が待ち遠しい。
来年のことを言うと鬼が笑う、という。 その理由は諸説入り乱れる。
気になる説を紹介しよう、「鬼が人の寿命を知っているから」というもの。
「アイツ、来年の計画なんぞを立てているが、そこまでの命は無いんだぜぇ」。
おお、恐っ! これは考えさせられる話だ。
先のことは分からない。 やれることはやっておかなくっちゃね・・・。
自分がやること、他者にやってあげられること。
1枚目、久しぶりの富士山。 その他、近所の様子。
夕方の写真遊び。 あっという間に日が暮れる。 人生も、そんなものだろう。