港内を遊覧船でグルッとひと回り。
こうやって見ると晴れているようだけれど・・・。
未だ、富士山は見えない。 本来なら、あのガントリークレーンの彼方に、なんて説明される。 これって双胴船?
港には大きな船も入っている。
船から赤い山が見えた。
オーストラリアの有名な一枚岩「ウルル/Uluru」のように、赤く輝く。
(昔は「エアーズロック/Ayers Rock」という名前で知られていた)
これは国外から輸入されたボーキサイトが積まれたものという。 野ざらしにして大丈夫なものかと思うけれど、これを精錬してアルミニウムが作られる。
アルミは軽い。 軽い金属。 これは「日軽金」の工場であると分かった。
「軽金属」に対しては「重金属」がある。
ライトメタルとヘヴィーメタル。 重金属の方だけが音楽用語となった。
音楽の話を付け加えると、
「ちゃっきり節」というコマーシャルソングがある。 詩は有名な北原白秋。
今回の旅で初めて気がついた、「ちゃっきり」って「茶切り」なのだと。
茶切り節ということらしい。 ときどき、こんなことがある。 稀ってモノじゃない、たくさんあるのだ、自分以外の全員が知っているようなこと。
お茶は摘むもの、ということで連想できないままにいたのだ。
世界人類の中で最後に自分が知ったような感じ・・・。 ちょっと恥ずかしい。
思い出せば、こんなこと何度もあったさ。 くよくよしないで次行こう。
でも、なぜ「ちゃっきり」と、促音便化してるんだろう。 詩の段階なのか、それとも作曲上の変化なのだろうか。 ちょっと納得いかない、と抵抗したくなる(笑)
だいたい茶摘みを茶切りと言うのがおかしいよ・・・。
切るというと、刃物を使うイメージがある、それが味に宜しくないので、わざわざ若い娘さんの指で一芯二葉を摘み取るのでは・・・?
清水港内ベイクルーズ