清水港は国際港、税関もあるし海上保安庁の船も停泊していた。
海保の船には Japan Coast Guard と書いてある。 といってもアメリカのコーストガードなどとは違う。 各国でその言葉の意味は少し違うようだ。
子供の頃に港町で過ごしたことがある。 あるときは、第七管区海上保安本部の近く。だから、海の記憶といえば、砂浜や岩礁というイメージはなくて、港湾、波止場。
港町は海を向いている。 海から見える街が正面の姿。 最近はそれが崩れているようにも思われる。 海を利用した「人の移動」が少なくなっているからだろう。
港は面白い。 面白いものがある。
大きな鎖が錆びるままに放置されていた。
最後の2枚、これは龍のように見えた。 素晴らしい!
舗装されていない駐車場に凹みが生まれる、それが出来ると水が溜まり、そして穴は深くなってゆく。 そんな循環を断ち切るために、使わなくなった太いロープを、その穴に埋めたのだろう。 素晴らしい造形になった。 国立近代美術館に買い上げて欲しいくらい。 そんな興味深いモノが港にはたくさんある。
あしたは、船に乗って湾内遊覧の巻。 次郎長が整備した清水港。