「ムクドリ/椋鳥」、叫ぶようにギャーと鳴く。 ムクの叫び?
薄曇りの空の下、四羽で遊んでいた。
ホントは、何をしているのかは分からない。
鋭く、ギャーと鳴く。 誰に何を伝えたいのだろう。
別名「白頭翁」とも言うらしいけれど、頭が白い? そうは見えないけれど。
「椋の木/ムクノキ」(ニレ科)の実を食べるそうだ。 それで椋鳥?
それがどんな木だか頭の中で描けない。
大きく育ち、高さは20m以上と書いてある、幹の直径も1mになるとか。
三重県の津市には、国の天然記念物に指定された樹齢1,500年の古木があるという。
青梅市の名の謂れである「実が青い梅の木」は平将門が植えたという伝説がある。
彼が生まれたのは900年頃、ということは樹齢1,100年。 1,000年に一度の厄災に遭うかもしれない。
確かに、この国にも樹齢何千年と発表される樹がたくさんある。
人の何十倍という命の長さで、樹は何を見るのだろう。