松の内って7日まで? 15日まで?
その期間が終了することを「松が明ける」と言う。
やはり、夜が明ける、梅雨が明ける、などと同じ使い方。
つまり「明ける」は、そういう意味の言葉であると思う。
だから「新年明けましておめでとう」は新年が明けた、つまり終わったという意味になりそうで困る。 明けたのは旧年、そして新年が始まる。
新しい年の幕が開ける、そんな「あける」という音感が意味を混乱させるのだろうか。
「(旧年が)明けまして(終わり)、新年(が来て)おめでとう」の方が無難。
同じ言葉を反対の意味に感じてしまうのは誤解の元、だから、誰かハッキリスッキリ整理してくれないかと、永年思い続けている。
晦日は新月を意味する、大晦日は一年最後の晦日。 新しい月と共に新年が来ていた。
だから15日は新年最初の満月を祝って「小正月」。
正月は一年の最初の月、だから今月いっぱいは正月となる。
だから、まだまだ正月の気分は、当たり前田の敦子ちゃん、なのだ。
そういえば、今年聞いたニュース、「閏秒」を廃止するとか、その理由も分からないでもない。 であるなら、どこかで纏めて閏日をつくるということだろうか?
地球表面が高温化しているか低温化しているかは、分からない。 でも、地球の自転が遅くなっていることは、確かなんだとさ。