ヘルマン・ヘッセの長編小説「車輪の下」の主人公「ハンス」は、勉学一筋で、周囲の期待に添う生き方に疑問を感じたところから苦しみが始まる。 そのような苦しみは完全に解決されるものではないとは思うけれど、なんらかの形で乗り越えたり、その時期を通り過ぎるものでもある。
ところが、特別な才能を持つ人は、普通の人が持つある種の「才能」、例えば妥協する才能などを持ち合わせないこともある。 悩み、疲れ果て、そして、ハンスの場合は結果的に自らの命を失うことになる。
猫は、そういうことは無いんだろうな~。
「クルマの下に入るのはヤメナサイ」、何度言っても分からないようだ。
でも、やっと雨が止んだね。 太陽は低くなっているけど、日差しが刺さる。