武相荘の台所、風呂も見てみたいところだが、神聖化された人格には生々しい息づかいは不要であるし、この建物は学術的資料というわけではない。
基本的に、屋内の写真が無いのは、それが撮影禁止となっているから。 それも分からないでもないけれど、「牛小屋」に「寝馬」の洒落を見たので、これは撮っておきたいところだった。 牛小屋を改装した洋室の壁に、「ネウマ譜」が飾られていたのだ。 この夫婦の音楽的趣味については知らないけれど、金色の額との調和は納得できた。
このようなことは、書いたら書けるものだけれど、その場の雰囲気は、ご自分で胸いっぱいに吸い込んで楽しんで頂きたいもの。
エンジン式の草刈り機などが置いてあった。 ほんとうに彼が自ら使ったのだろうか。
だとすれば、いつかの同じ夏には、我が家と同時にスタータの紐を引いたことがあったかもしれない。 でも、現状の庭を見るとどのように手入れしていたのかは不明。
柵、蹄鉄が使われていた。
樹の幹。
彼女は「彼の遺髪」をここに納めたそうだ。
翼果。
花が少なくて気持ち良い。
笹の葉絨毯。
敷地の広さもよく分からない。 家の裏には小山があり散策出来る。 竹林の手入れなど自分でやったのだろうか。 きょうは「庭」の様子など。
そして、もう少し続く。