いささか幼い所業であることは承知しているけれど、車と親しい関係で生活している。 いわゆる、家族の一員。 今の車はアミより後から我が家にやって来た。 だからアミは自分を車より偉いと思っているようだ。 以前は屋根やボンネットに乗ったりしていた。 最近はそれはしない。
週末の夜中に、客先から大きな箱がよっつ運ばれて来た。 あいにく雨も降り出したので、荷下ろしのためにカーポートを使った。 屋根があればどんな作業にも役立つ。
自分の車を移動して夜が明けた。 次の朝、車に写り込む景色の違いが面白かった。
1枚目はエンジンフードに家が大きく写り込んだ様子。 例によって逆さま写真。
もう少し全体を見ると。
いつもの砂利と違って、芝とも言えない草の上に駐車。 永く置くと車の重さで地面がへこんで来る。
サイドへの写り込み。 こんな些末なことに神経を使うのは人生の無駄と思う人もいるだろう。 けれど、こんなことも例えば「写真のチャンス」、いつも何かないかと考え続ける。
これは写真に、これは絵に、これは音楽に、と。
でも、気が抜けた瞬間にも、何かが舞い降りることもある。