横浜旅行で持って行った弁当を、「反町公園/たんまちこうえん」というところで食べた。 規模はどのくらいだろう、小さくはない。 昭和記念公園が「大」なら「中」ということになるが、昭和記念公園が「特大」なら、ここは「大」かもしれない。 池や噴水もあるのだ。
昼時には年代も様々、たくさんの人が集まっていた。 日陰のベンチに座ることができたので、そこで荷物を広げた。 他者に無関心な人もいれば、おせっかいな人もいる。 あるときはモヒカン頭の青年がギターを弾きつつ、ブルーズらしきを怒鳴っていた。
食べ終わってお茶を飲んでいると、極小の犬を連れたオジイサンがやって来た。 体長はアミの半分もない、500グラム以上1キログラム以下だろう。
小さくて大丈夫かと訊ねたら、気分を害したのか「あなたのように若い人が昼間から公園で弁当か」と言われた。 笑えるぜ。 「還暦過ぎてるのだから自由にさせてくれ」。
彼は、くだらない冗談を言う失礼なヤツ、みたいな顔をして立ち去った。
「お~い、ジイサン、このペットボトル、ちゃんと捨てんかい」。
最近の年寄りはしょうがねえな、と思いつつ、自分もそう言われないように気をつけなくっちゃね。
バラのアーチがあった、アーチの直線的連続によるトンネルが網で作られて、そこにバラが。
高いところにあるバラは、その正面から見ると太陽の光が透けて見えた。 自分にとっては珍しい風景だった。
こちらは突き抜けた光が、裏側から見えている。 ガラス細工のような透明感。
1枚目と同様に噴水だが、こちらは霧が吹き出し、虹色を造り出していた。
池の水面。 水面の写真は、偏光フィルタが在っても無くても、それなりの効果がでる。
石と水。 これも、水を見たら撮るの法則。 天地をいうなら、本来は縦位置の写真。
さすがに5月の公園、緑が溢れた写真になっていることに、今ようやく気がついた。