日本でホットケーキというものは、パンケーキとも呼ばれる。 パンは調理用の鍋のことで、それを使って焼くことが出来るからだろう。
甘い「粉もの」として日本に登場したのは、いつ頃か、随分昔のことに違いない。 Wikiでは100年前ということになっている。 この調理法は「粉食」の代表例のひとつと考えられるので、その意味では何千年という歴史があると思う。 地域による差異は生まれて育ってゆくが、どこまでが仲間か分からない程に、似たものは世界中にあるだろう。
あるとき、ファミレスのようなところで、ベーコンかソーセージと一緒に供されるパンケーキが、それまで以上に塩っぱいと思えた。 アメリカ人はこのタイプの「甘辛」が好きらしい。
しかし、これを笑ってはいけない。 日本にも砂糖と塩の甘辛味はあるし、砂糖と醤油の甘辛味も存在する。 どうだって構わないのだ、好きにすれば良い。
写真はコストコの「バターミルク・パンケーキ」。 安いのである。 4.53キログラムを858円で購入。 どのくらい安いかという実感は無いのだが、どう考えたって、この量でこの値段は安いだろう。 買うのは2回目、他人様に説明するときは「ちょっと塩っぱいんだよね」と言う。 偶然にも、売り場で、そのように話しているお客さんがいたので、「だよね」と思った。
今朝、ブランチにホットケーキということになった。 奥様が「甘いの? 辛いの?」と注文を取りにきた。 で、辛いほう、ということに。
出来上がったものは、タマネギとパセリ入りだった。 上にソース卵が乗っていた。 それをグチャグチャにして・・・。
そうすると、この甘さのほうが気になってくる。 つまり、基準をどちらに置いて考えるかということだ。 これは重要な感覚だと思う。 人はなかなか基準を変えて考え難いものだ、そこをリセットする勇気を身に付けなくてはならない(笑)
マヨラーとしては、マヨちゃん追加注文。
付け合わせに、ワサビ菜というものを、初めて食べた。 チリメンの強いレタスのようで、確かにピリっとくる爽やかさがあった。