現実にはそれほど限定的なものではないと感じるが、詳しくは知らない。 当地では、かなりポピュラーな存在として見かける。 農産物には確かに、そのような地域性は存在するし、しなくてはならない。
その「土地」に生育する植物こそ、まさに「身土不二」。
アブラナ科の野菜で、専門的には「トウ立ちを折り採る」と言うらしい。 つまり新しい茎をポキポキ折れば良いのだ。 折れたものなら食べられる、という解釈のように見える。
これは、隣の庭畑で出来たものを頂いた。
調理例が、あまりに普通でないところはご容赦を。 パエリヤ鍋の蓋になっていた。
それと、面白い話を聞いたので紹介したい。 説明不足になりそうだけれど、この「のらぼう」、他種との交配が起こり難いという、アブラナ科野菜としては珍しい種類なのだそうだ。
その意味を考えてみよう。 だとすれば、実は、これって凄いことなのではないか。 遺伝子組み換え野菜の花粉汚染や侵略を跳ね返すということなのだろうか。
(専門の方のご意見を伺いたいところ)
これこそ、胸を張って宣言できる「首都圏野菜」の旗手である、といえば勇ましいが、名前が「のらぼう」では素朴に柔らかく優し過ぎる、そして、味もまさにその名の通りなのだ。
学名は「Brassica-napus」というらしい。 こちらでは「のらぼう菜」と呼ぶことも多い、「かき菜」もよく聞く、その他にもいろいろな呼び名があるようだ。
きのうのノラ・ジョーンズを思い出す、マペット人形の話も、辿り着いたところは