Take off !
日曜日はYSFC(横田スローフライヤークラブ)の、今年初めての飛行会だった。 室内で飛ばす電動のラジコン飛行機のクラブだ。 遅く飛ばすことも出来るが、激しい エアロバティックも高いレベルにあり、羽村市の体育館を会場として、実験と練習が続け られている。 見学を申し込んで遊びに行ってきた。
気流の安定のため、冷暖房は控えられているが、この時期、日が陰ると底冷えを味わう。 寒さと引き換えに、低い太陽を背景にして、いつもと違う画像が撮れた。 ラジコンは技術的な進歩があるので、興味のある方は取り組みやすい状況となっている。 屋外で、青空の下で飛ばしてこその飛行機、そういう意見もあるだろうが、現実に屋外で 飛ばせる状況は、日本では少ないといえる。 屋外に飛行場を持つということは難しい。 室内の電動飛行機は、重要な選択肢と考えて良いだろう。 ハイテクと手仕事の組み合わせは、ちょっと大人っぽいサイエンス・ホビーなのだ。 模型は模型に過ぎないものであり、実機の代替品でもあるけれど、実際の空気について 考えてほしいところがある。 空気のツブツブ、粒子の大きさは決まっている。 実機を模しても、空気との関係は同じにできないので、その意味で模型は限界を持つと 言えそうだ。 実機が手本ならば。 しかし、現実に空を飛ぶ自然界の生物は、それほど大きくはない。 翼竜は絶滅している。 自由に飛べるものは昆虫から鳥ほどの大きさ。 それらから「飛行」を習って飛ばす模型は、逆に自然に近いとも考えられる。
Musik
エアロバティックの練習を見ると頭の中でジェフ・ベックのギターが炸裂する。 この画像は10年ほど前、「東京国際フォーラム」での演奏。 このツアーでは、女性ギタリストのジェニファー・バトンを従えている。 今回は第103回の飛行会 以前紹介した第100回の様子