きのうからの話を続けたい。
車で送ってくれた若い男性は、我が家の近くに住んでいるが、仕事場はもっと近い。
彼は国道16号線沿いの(当地での言い方として、30mでアメリカに接する、という意味)
「中古の家具を扱う店」に勤めているのだ。
古いものは、ある意味で、なんでも面白い。
時間の経過、積算がもたらす「それ自身」の、加えて「こちら側」の変容が作用し合う。
これは地域性を活かした商売でもある。 以前はアメリカ軍の払い下げの家具を中心に
扱っていたように思う。 (勘違い?)
実は、この家具屋は当地の有名企業の「ひとつのセクション」である。 そういうことは
別に珍しくないし、客にとっても気にすることではない。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は早いほど、言うのが簡単、効果も高い?
改めて、厚意に対してお礼を申し上げようというわけで、久しぶりに店を覗いてみたら、
少し様子が違ったように感じた。
アメリカのものは、やや無骨な感じもあるが、ある意味でスッキリした北欧風のものが
増えている。 古いデニッシュデザインの家具に力を入れているとのこと。
この店が、なぜ、それを選んだのかは分からない。 しかし、家具の大事な流れを造り出
した北欧の古い製品達が、より多く日本人の目に触れるのは嬉しいことだ。
どんな理由で、自分自身がそれを善いものと感じるのか、若い人が考えることになる。
店名は「DECO DEMODE」。 フレンドシップパークの隣にある。
以前、パインのチェストが壊れた話を紹介した。
その件と「FLAT HOUSE LIFE」に絡み、佐渡のkurita氏からトラックバックがあった。
non tanto ------------------------------------------「パインのチェスト」
kurita氏のブログ CHRONOFILE --------------「デペンデントハウス 2」
この「箪笥」の写真、気に入ったものが撮れなかったが、彼も苦労したような気がする。
この家具屋さんでパインのチェストを買い取りたと言われたが、コイツの兄弟も島で
頑張っていることだし、まだまだ手元に置いておこう。
kurita氏が紹介している「占領軍住宅の記録」についてはアラタ・クールハンド氏にも
話を振ったが、「既読で~す」ということだった。Save this town
Musik
この Blue Foundation ってコペンハーゲンのバンド、だよね。