以前、人参50本を頂いた会社へ、今月も集金に行った。
社長夫妻が住む新築の家を拝見した。 最近の家造りはこうなっているのか、
静かでガッチリした感じ、耐震性が高そうに感じられる。 居間に「芋ガラ」
が干してあり、ご飯に炊き込むと美味しいということだった。 なんとなく
食感が想像できる。
今回は自ら育てた野菜ではなく、その代わりに、すぐ近所の「無人販売所」で
野菜を買って土産に持たせてくれた。 数百円で両手で持ちきれない量になる
ので、費用対効果を考えると、これは冴えてる。 楽しい土産物。
有り難く、「種無しユズ」、「巨大白菜」などを運んで帰った。
柚子は搾って、自家製「ゆずポン酢」。 自分の好みに味付けするのだから、
これ以上うまいものはない。
このポン酢のおかげで、ちょっとした鍋料理も格別の馳走となってしまう。
このように、直裁に感謝の気持ちが湧く瞬間は、寿命の伸びる心地がする。
ポン酢は寝かせるとともに味も変化してゆく。 それも楽しみ。
この時期に外せないのが白菜の「塩漬け」だが、塩分をかなり押さえておく。
確かに、「家で漬け物」は大変かもしれないが、その手間と、もたらされる味、
このふたつを比べる理由は無いように感じられる。 若い人にも、できるだけ、
この完璧な料理に挑戦してもらいたい、と思う。
これはもしかすると、無意味な習慣かもしれないが、やはり、白菜の漬け物を
食べるときの「醤油の風味」は魔力だ。
そして、その醤油に「ゆず胡椒」をちょいと混ぜ込む。
この味、有り難いねぇ。
Musik フィンランドの作曲家「カスキ」の前奏曲