月見のために、鉢で育てているススキの穂が開いてきた。 秋の風情。
朝顔はまだ咲いている、充分楽しめる。 夏の風情。
ヒマワリは首が曲がり巨大なシャワーヘッドの様になりながら、まだまだ黄色い。
コスモスも今年は不調ながら、ボチボチ。
確かに、夏から秋へ季節が受け渡されているというよりは、同居しているように感じる。
なんでもかんでも温暖化と言う人達には、これもそのせいなのか。 確かに例年との
違いは感じられるが、どのように解釈して良いのか分からない。
もっと、専門家には絶えず声を上げてほしい。 ことあるごとに説明してもらいたい。
分かっていることはコレとコレ、分からないことはコレとコレ、今のところ間違いなさ
そうな方向はこっちだ、と。 そして、間違ったと判断できたらすぐに訂正してほしい。
不明なことに向かって進みながら、修正が無いということは信じられない。
地球に対するインパクトを小さくした方が良い、それは直感的に分かる。
もっと、いろいろな事実と見解を知りたい。 異なる意見が闘ってしかるべきだ。
そうでなければ、逆に、疑心が暗鬼を生ませてしまうだろう。
この巨大な雲の「銀の縁」は何処にあるのか、今は見えない。
初雪の便りが聞かれたが、例年よりずいぶん早いようだ。
「天声人語」に、雪国では雪は楽しみとはならない、という趣旨に沿った話が出ていた。
我が家でも、草刈りはひとつの重大な課題となって夏を過ごすことになる。
庭が広いわねぇ、芝生が綺麗ねぇ、と言われても、その維持は大変な作業だ。
除雪したあとの様子を楽しむことはないかもしれないが、草は刈ったあとを楽しめる。
今では、芝もそれ以上に強い植物に攻め込まれ、芝生の庭とも言い難いが、高さを揃えて
刈られた草は気分が良い。(経験のない人に説明するのは難しい)
厳しく考えれば、草刈りが完全に正しい行為とは言えないかもしれない。
しかし、実用の範囲での選択肢と考えている。
秋の虫の声も大きくなったが、来月までは、頑張らなくっちゃ。
Musik 「Kung Fu」は素晴らしいテレビドラマだった。
少林寺で育てられることになったこの少年(クワイ・チャン・ケイン)は
師から愛称として「コオロギ」(grass hopper)と呼ばれた。
彼は見えないものを見る、聞こえないものを聞く、
身体と心を静かにして宇宙を感じ取り、ゆくべき道を見いだす。