家人が、台所で、ジュニパーベリーを見つけ出しました。
ジュニパーは杜松(ネズ)、ジュニパーの果実を干したもの。
ポピュラーな香辛料。 ジンを作るときに使います、あの香りの元です。
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1950年代の終わり頃、小学校から帰るときに、繁華街を経由して帰ることも。
裏道を通ると、飲み終わった酒瓶の入った木の箱が積んでありました。 なぜか分かりませんが、ジンの蓋を開けて、その空気を吸い込みました。 おお、なんと香しい。 感動しました。 小学校3年生か4年生の頃の話です。
大人になってからジンが大好きだったかと言えば、そうでもないのですが。
今回、このジュニパー・ベリーでお酒に香りを付けて遊んでみよう。
果実酒などを作る35度の甲類焼酎と、多分50度の「熟成の無いウィスキー」に漬けてみました。
色の濃い方がウィスキーです。 これは元々は透明で「ムーン・シャイン」と呼ばれるもの。 つまり、「月の輝き」。 お天道様の下では作れない「密造酒」を歴史に倣って再現した酒です。
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調べると、ジンはエキスが溶け出したスピリッツを、改めて蒸留するのだと・・・。
年寄りの火遊びは、年寄りの冷や水になりかねない。 試飲したら、それなりの味だったので、今夏の自由研究ってことで、一旦完成。
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