朝起きたら、日の出を見る。
家人がシャッターをガラガラと上げる音で、目がそちらを向く。
きのうの朝のこと、朝焼けは期待はずれ。
でも、見上げると晦日前の細い月。
「地球照」が見えた。
カメラを掴んでパジャマのまま、デッキに出る。
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earthshineは月が細いときに見えることが多い。
欠けて暗い月の表面が、地球に照らされて見えることを言う。
この薄くてボンヤリした感じが、なんとも良いのだ。
久しぶりで見たな、と思った。
そして明るくなり、やがて消えてゆく。
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太陽の光が地球に当って、その反射が月を照らして、それを地球から見る。
次のチャンスは新月後の細い月、日曜日の夕方かな。