胃の内部を撮影中は、医師から説明を受ける。
表面的には腸と似ているなと思われた。 いわゆる粘膜だ。
画像を見ながら、今までの人生を思い起こした。
生まれてこのかた、この胃が食べ物を毎日毎日消化してくれていたのだ。
(そう言うなら、どの臓器も同じことではあるけれど)
ロクに噛まなかったり、刺激のあるものを取り込んだり、魚の骨でも消化してくれていたわけで、大いなる「愛おしさ」と「感謝の念」が湧いたのだった。
そこで自ら誓った。
刺激物は摂りません。 辛いものなんてとんでもない!
(刺激が少なく、消化の良いものにしよう)
お酒もウィスキーより度数の高いものは飲みません!
(ウィスキーのストレートが好きなんだよね、45度くらいを限度にしよう)
だから、平均余命までのあと10年、頑張ってくれぇ。