低い光は、冬にも夏にもある。
見かけの太陽の動きを考えると、冬は斜めに太陽が昇るので低い時間が長い。
対して、夏は一気に高く昇るので、低い時間が短くなる。
イングランド、「コッツウォルズ」にある建物は石積みで作られているらしい。
建築材料というものは、基本的に、その地で採れたものを使う。
その石も当然ながらその地で産するもの。
そこに低い太陽の光が当たると、建物が「蜂蜜色」に輝くのだそうだ。
材質としては石灰石で、これが有名なライムストーンである。
今は使われないけれど、それを利用した照明装置がライムライト。
家の中で撮った、蜂蜜色写真に過ぎないけれど、以下を。
コッツウォルズとは現地の言葉で「羊の丘」という意味らしい。
この「羊の丘」に、行ったことのある日本人は多い。
「黒顔羊師匠」も行ったことがあるんだよね。
そのような数多の経験が熟成され、彼の写真を色んな角度から有機的に支えていると思う。
それを見られるわたしたちは幸せだ。 感謝しましょう。
何日間か見続けないと、真価は分りませんからね、すぐに判断しちゃダメですよ。