庭の様子は毎日変わるので、なんとなくカメラを持って散歩する。
貰ったネギのタネを植えたけれど、芽が出ない。
それは知人が育てたネギから取ったタネ。
理由を考える、それは「F1」だったのかもしれない。
F1種子は雑種の一代目。 第一世代交配。
つまり、ハイブリッド。 この言葉を聞いたのは前世紀のことだったな。
遺伝子には触ってないというけれど、なんとなく怖い。
収穫は出来てタネは採れるけれど、そのタネを植えても育たない。
だから、農家さんは収穫後にタネを集めても意味がない、ということになる。
つまり、毎年タネを買わなくてはならないのだ。
徐々にメーカーの支配が強くなっていくってことは、ないのかな。
そんなことを考えながらの、庭散歩だった。