駅ビルで、何か土産を買おうとしていたら、
家人が駅弁を見つけた、それは、どう考えても神奈川県のものだった。
歳を取ると、ちょいと昔のことと思っても、何十年と時間が過ぎている。
家人は横浜の金沢文庫(日本最初の図書館があるところ)の出身で、某私立の学校へ小学校から高校まで家から通っていたそうな。
その学校には給食が無くて、たまに、中高時代、この「鯵の押寿し」を買っていたのだという。
子どもがこんなの食べるのか・・・、流石に街の女学生は粋なのね、と思った。
湘南鎌倉「大船軒」の「鯵の押寿し」。
もうひとつ、熱海には有名な「沢庵/たくあん」がある。
ところが、これがお高い。 知る限り世界一高いのではないか(笑)
とても一本は買えないので、ほんの少し、薄切りがパックされたものを買ってみた。
曰く、先ずは土作りだそう。 そこで良い大根を育て、塩と糠だけで漬け込む。
要らぬものは入ってないのだから、美味いに決まっている。
熱海「岸 浅次郎商店」の「七尾たくあん」。