頭にハブノミナトという音があるのだけれど、それを文字に出来ない。
どんな字を当てていたっけ。
変換候補の終わりの方に「波浮」と出た、そうだこの字に違いない。
で、それはどこにある?
年齢というか、年代的な話で、「波浮の港」という歌を知っている。
例の黄金コンビ、野口雨情と中山晋平の作。
伊豆大島の南端に波浮港があるとわかった。
火口に水が溜まった火口湖、それが津波で崩れて湾となったらしい。
それを港湾として利用したもの。
「磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃ帰る
波浮の港にゃ 夕焼け小焼け
明日の日和は ヤレホンニサ なぎるやら」
改めて詩を読むと、鵜が出てくる。
鳥に関して無知なので、ここに海鵜がいるかどうかは知らない。
でも、夕焼け小焼けには疑問が残る。 湾は南東に開いているからだ。
当時のこととて、現地取材は難しかったと思う。
頭に浮かんだイメージをそのまま言葉にしたのだろう。