18年間のクリフハンガー・・・、それに多くの人が耐えた。
どこから話せば良いのだろう。
思うに、これは女子中学生くらいをターゲットにした小説。
最初は、nhkのアニメでそれとなく見ていて、原作を読んでみようという気になった。
話は架空の世界のことなので、ここで説明しても辻褄は合わない。
ともかく、キャー大変だ、この先どうなる? というところで作者が書かなくなった。
書いていたけれど出版されなかったのか、実情は知らない。
そこから18年である。 (我が家にとっては、16年くらいか)
もう、あの先は読めないと思っていたけれど、4冊分の長編が出版されることになった。
内容的に漢字が多くて、その読み方もそれぞれだし、造語もある。
読み返さないとわからないところが出てくる。
でも、読み始めれば永い時間を超えて、話は繋がってゆくだろう。
ということで、急遽、「読書の秋」となった。
小野不由美『十二国記』、「白銀の墟 玄の月/しろがねのおか くろのつき」