写真と話は全く関係無いけれど、
アミが息を引き取って、停電の中で、夫婦で変な音を聞いた、たぶん4回。
「ブォーン」と言ったら良いのか、筒の中で共鳴しているような低い音。
放電の音のようでもあって、怖い。
外は大嵐なので、聞こえる筈もない「全く異質な音」。
ふたりで、音のする方へ行ったら、今度は音と光が。
窓のすぐ外が、オレンジ色にスッと光った。 木が揺れているだけ。 突起物も電線もない。
瞬間的に思い出すのは「聖エルモの火」、セント・エルモス・ファイア。
でも、あれは青い光だそうだ、しかも音はシューシューだったっけ。
自分が聞いたものとは明らかに違う。
大きなリキッドクリスタルディスプレイの表面を覆う保護シートをはがした。
暗い部屋で、ゴミ箱へ捨てようとしたら、手にくっ付いて床に落ちた。
その場所には、隣の部屋からの一条の光が差していた。
思いがけないものが予想以上の被写体になることがある。
まさに、その例となるだろう。
最後は色を変えてみた。