昔々、テレビ放送のモニターがCRTだった頃、テレビは大きくて重いものだった。
しかも、画面が大きくなればなるほど磁気の影響を受ける。
ということで、ステンレスエレクター・シェルフを使っていた。
家庭用のスチールラックとしては最高峰(笑)
時は流れ、テレビの受像機は年を追うごとに薄く軽くなっていった。
ということで、庭に出して植木鉢の台になっていたけれど、これ使えるなら持って行こう。
錆などが見えないのだ、キャスターは土に埋もれて、泥が詰まっていた。
分解して掃除したら、全てが新品同様。
長い歳月、外に出しっぱなしだったのに。 流石は、エレクター。
キャスターも、車輪がなんとか回るようになったし、ロックも効く。
ある時期から、そっくりなワイヤの棚を見掛けるようになった。
特許が切れたのだろうか。
あまりに値段が違うけれど、互いに存在してられるのか。
1段の耐荷重が250kg、
4台の棚にメルセデスが1輪ずつの車輪を乗せているポスターが印象的だった。
庭で洗浄しながら写真を撮った。 改めて、美しいと思えた。
現在、この棚は先にatagawaに行ってます。