旧約聖書に出て来る「シャロンの薔薇」とは「ムクゲ」のことだという。
ジョン・スタインベックの有名な小説「怒りの葡萄」、
(彼はこの作品でピューリッツァ賞を受賞、そしてそれがノーベル文学賞に繋がってゆく)
この作品は「出エジプト記」をモチーフに描かれている。
登場人物の若い女性に「ローザシャーン」という名が与えられ、それはシャロンの薔薇を意味する。
非常に象徴的で、印象深いエピソードが描かれるけれど、ジョン・フォードの映画にそれは無い。
ふと、ムクゲを薔薇のように撮ることは出来ないだろうか、と思った。
各地のみなさん、台風はどうなりましたか。