十字架植物の花は、どれも驚くほど似ている。
「菜の花」と言っても、何の花だか、これは難しい判断。
でも、はっきり分かる姿を見つけた。
最初の菜の花、この葉の色は見覚えがある、ウミウシみたいな色(笑)
薹(とう)が立った「ブロッコリー」に見える。 蕾もその姿で主張しているみたい。
菜の花よりは黄色が薄く見えた。
次に出会ったのは、花は見分けがつかないけれど、根元を見れば、これは「葉ボタン」?
このように、違う種類なのに花がソックリなものって、他にあるのかな。
これって、氏素性や育ちが違っても最後は一緒、みたいなこと?
そういえば、半世紀前に、中学の先生から聞いた言葉、
「弱冠過ぎれば(20歳過ぎれば)、ある程度のところにみんな収まってくる」。
ある意味正しいようだけれど、今の実感としては、還暦過ぎれば(60歳過ぎれば)とも言えそう。
墓に入れば皆同じ? いやいや、骨になっても違いはあるのだ、とも言えるかな。
確かに、それも正しい。
わたしたちに保証されてるのは、ちゃんとあの世からお迎えが来るってこと。
どんな十字架を背負っていても。