薪ストーブが好きな人、家にそれを設える人、時代が変わっても未来永劫存在しそう。
それ自体は高価と言うほどでもなく、設備全部でも手は出せる。
しかし、それを維持し、運用し続けるのは大変だ。
木材を手に入れ、それを切って割って、保存する。
煙突掃除もやらざるを得ない。
火を扱う危険もあるだろう。
ということで、薪ストーブの在る家の住人には共通の匂いがある。
そして、それは少しスス臭くて、好ましいものに思われる。
そのストーブのある部屋、じつは、もっと凄いものが置いてある。
最後の写真、これは、通称「レスリー」(レスリー・スピーカー)である。
わたしがハモンド弾きなら、必ず傍に置きたいアナログ式のアンプとスピーカー。
現実に回転するロータリーホーンが作り出す音の広がりと揺れは、唯一無二。
その意味では、薪ストーブみたいなものかもしれないね。