高校生時代に、東京の高校生三大ギタリストと讃えられた先生様が、あるとき、我が家に遊びにきた。
土産は「きゅうり」だった。 キュウリウオである。
それはどうしたんだっけ、そのときに食べたのか、取り敢えず、冷蔵庫へ入ったのか・・・。
樺太の名を冠しても呼ばれるキャペリンという魚がいるらしい。
それらの魚を干したものを、わたしたちは食べる。
キュウリやキャペリンを「ししゃも」という名で。
北海道人は、わたしたちが食べてるシシャモをニセモノと言う。
どうやら、種類の違う魚であるらしい。
世には、本物の「シシャモ/柳葉魚」というものが存在する、と聞こえてくる。
それは北海道の太平洋沿岸でしか獲れない貴重な魚。
死ぬまでに食べてみたいものはいくつかある。
ということで、「ふるさと納税」の出番となるった。
本来は北海道の「むかわ町」が有名なので、そこにアクセスしようとしたげれど上手くいかない。
ようやくのこと、同じく北海道で、釧路近くの「白糠町」に連絡が取れた。
そして、ある日、クロネコのクール便が届いたのだった。
皿に乗った手前の三尾、小さくてお腹の白い方がメス。 卵を持っている。
確かに、全く違うものと言えるだろう。 成る程ねぇ〜〜〜。
「頭と尻尾も食べなさい」、みなさん、そう仰りたいでしょ。 充分理解出来ます。
でもね、我が家には猫も居る。 みんなで食べなくっちゃね。
ということで、頭と尻尾はアミの振り掛けとなった。