芹は密集して生える。 「競り合う」ように。
水辺に芹が生え、そこへ鴨が泳いでくる、新撰組初代の局長であった「芹沢鴨」は、どのような情景を頭に描いたのだろう。 どうして、その名を思い付き、自ら名乗ったのだろうか。
彼は水戸の人らしく、当地とは関係ない。
でも、多摩地区は「新撰組」に馴染みが深い。
局長の「近藤勇」は東京都調布市の出身。 副長の「土方歳三」は東京都日野市の出身。
当地で、新撰組を悪しく言う事は禁じられている。 どこの地域にも、そのようなことがあるだろう。
庭のあちらこちらに芹が芽を出す。 野趣溢れるもので、食べるには覚悟が要る(笑)
芹には小さな白い花が咲く。
丁度この時期、地面から一尺ほどの高さに、ジャングルの雲霧のように見える。
ここで、雲霧と書いて、この字は「うんむ」のつもりだけれど、「くもきり」とも読める。
クモキリとくれば、「雲霧仁左衛門」。 江戸、享保年間の盗賊である。
ご存知、南町奉行「大岡忠相」の敵役として有名だけれど、架空の人物なのかもしれない。
あ〜、もぉ。 暑くて、妄想が迷走する。