「流し撮り」と言えば、こんなイメージ。
動いている被写体をカメラで追いかけ、少し遅いシャッターを切る。
その背景を流して被写体を止めて写す。 被写体の速度感が表現される写真となる。
いつものように助手席から写真を撮っていたときに、気が付いた。
自分の乗ったクルマが、何かに映るときがある。
商店の大きなガラス窓などに。
映ったクルマの姿と、自分のクルマは同じ速度。
クルマの背景には相対的な速度差がある。
であるならば、遅めのシャッターで映ったクルマを撮ってみよう。
これって、「ある種の流し撮り」でしょ。
横線は写り、縦線は流れる。 自分は固定されて写るはずだ。
しかし、何でもそんなに簡単ではない。
ピントも難しいし、影に入れば一気に暗くなるし、クルマの速度も変わる。
まだ練習中ってところなんだけれど、取り敢えず、こんな感じ。
1枚目は、犬を散歩させているお嬢さんがウィンドウに。
最後はピントが合ってないけれど、2重の映り込み