どうしてシャッターというのだろう。 この名だと「閉めるもの」みたい。
開いて閉じてこそ、カメラのシャッター。 言葉がしっくり来ない(笑)
昔はレンズキャップを手で取って、時間を見てまた閉めた。
レリーズを使って1秒や2秒をコントロールした。 感度低かったからね。
長時間露光の天体写真も、レンズの前を覆って、シャッターを開く。
ミラーやシャッターの揺れが収まってから、覆いを取る。 閉めるときは、その反対。
カメラが揺れては、全てが台無しだから。
水滴が屋根から落ちて、葉に当たって飛沫が飛ぶ。
シャッターを開く時間で、写り方は変わって来る。 遅ければ、水滴が点から線になる。
その選択肢はあっても、どれを選べば良いのか。
適切な条件を与えて、自らが望む絵にしてゆくところが難しい。
そこがセンスってもので、持って生まれた資質に大きく影響されてしまう。
あな恐ろしや。