雨が降り続くと、空には無限の水があるかのように思われる。
地上に落ちて流れてゆくだけではもったいない。
良く言えば「天水桶」、今の言い方なら「雨水タンク」というものがある。
昔は各家庭や、ご町内に用意されて、防火用水、消火用水として使われた。
現在では「中水」として利用されることが多いだろう。
そして最悪の場合は飲料用となる。
カーポートの屋根の雨水を集める小さなコンテナ。
そこへ鳥が水浴びにやって来る。 ヒヨドリやスズメ。
あるとき覗いたら、1枚の羽根が水に浮かんでいた。
そして、次の日にも残っていた。