ハロウィンって、11月1日の前日の夜のことかと思ったら、日本では9月から騒ぎ始める。
万聖節の前夜祭。 だから、10月31日。
墓参りの花を買いに行ったら、たくさんのカボチャが売られていた。
これじゃ、花屋というより八百屋だよ。
墓参りには「花」。 生花は水に挿されても、室内でなければすぐに枯れるだろう。
たぶんそれが良いのだと思う。 美しいけれどその命は短いことを再確認させてもらう。
仏教なら「仏花/ぶっか」と呼ぶだろう。 奇数本で一対を作り、参拝者に向ける。
仏教でない場合は、たぶん「供花/くげ」。
無事にあの世へ行ってくれたら、それは良いのだけれど。
生前の悪行により、天国へ行けなかった男が地獄にも落ちずに暗闇を彷徨っている。
蕪を中身を刳り貫き提灯を作った、それに火を灯し闇を歩く。 まるで鬼火のよう。
蕪でなくても良い。 身近にあるもの、アメリカではカボチャだった。
でもこれはカソリック系の行事なのに、なぜ、アメリカで?
世の中、そんなもんだけどね。