天高く馬肥ゆる秋、という。 食欲の秋に通じる言葉のよう。
発生的には(当然、中国の話である)、「匈奴」の略奪の季節が来た、ということだったらしい。
騎馬民族である匈奴の馬も、夏場にはたらふく食べて力を漲らせる。
そして、秋の収穫を狙って攻めてくる。 つまり、警告の言葉だったというのだ。
考えてみれば、万里の長城も同じこと、匈奴の侵入を防ぐために造ったのだろう。
だから、この言葉に便乗してはならない。
秋になったからといって喰い放題なんて、恥ずかしいことに違いないのだ(笑)
強いて言えば、夏休みにしっかり勉強した者が、秋からの試験で高成績を残す、くらいに考えるべき。
さて、山羊はどうなのだろう。
草はたくさんある。 でも、あの暑さでは食欲は無いよね。
涼しくなったら、たんとお食べ。
1枚目は午前の光、木立の影が面白い。
他は昼を過ぎてから。 暑そうだ。
本当に、昭和の夏は30℃を超さなかったのだろうか。